​　久しぶりのフェラーリ製作となりました。車のリバリーモチーフが333SPという事でサルト・サーキット、デイトナに一番近いブルームーン・ベイ レイアウトAの２コースのどちらかで作るという風に話し合いの段階では決まっていましたが、実車の成績がデイトナの方がよかったためブルームーンでの製作が決定しました。フェラーリはBoPのパワー上最高速があまり出ない傾向にあるのでトランスミッションの製作が難航しました。そこで、トランスミッションは低速・中速域に焦点を置いたものを製作し、VDSサスペンションで最高速を伸ばす手法を取りました。やはりMRレイアウトの挙動がクよく残っている一台なため、ローダウンフォース時の安定性を確保するサスペンション作りは非常に難しかったです。