AUDI
#3 AUDI SPORT TEAM JOEST AUDI R8 LMS
AUDI SPORT TEAM JOEST AUDI R8 LMS
全長 4,583mm
全幅 1,997mm
全高 1,171mm
車両重量 1,318kg(Gr.3 BoP適応)
駆動方式 MR
ホイール - - - - - - - - - - - - - - -
タイヤ MICHELIN
エンジン仕様 5.2L V型10気筒
総排気量 5,200cc
最大出力 547ps(Gr.3 BoP適応)
最大トルク 51.6kgfm(Gr.3 BoP適応)
入庫ロッド No.027
IN PRODUCTION
PRODUCTION for LIVERY comment fushimiraytyou
今回自身の企画3台目となるマシン、Audi R8 ultraの製作を担当させて頂きました不死見霊長と申します。 モデルとなったマシンはAudi R18 ultraの2012年仕様の3号車です。このマシンの製作を依頼していただいた時、前作GT6でお世話になったこのマシンを自分の技術でどこまで再現でき るかやってみたいと製作に熱意を持って臨みました。 印象的なボディに描かれた左右非対称のカラーリングは、自身初挑戦であったため、製作が難しく最初から作り直す事もありました。しかし、共通部分のみ先に塗装し、その後左右別々に作成するこれまでとは異なる新手法により、ほぼ完全な再現に至り、左右非対称でありながらシャープな印象に仕上げることに成功しました。 ル・マン24h耐久レースの精神を継承したこのマシンを製作できて製作者として大変光栄です。
PRODUCTION for CAR comment ICM MOTORS
アウディ R8 LMSの製作は今回で二台目となります。今回はオーナー様のご希望によりVDSを中心としたマシン作りとなりました。セッティングベースはR18の物をコンバージを行い、Gr.3用にダウンスペックした物をベースとしております。まずサスペンションですが、アウディ R8 LMS初のVDSサスペンション搭載となりました。エンジン搭載位置がミッドレイアウトという事で、入念な調整を行いました。ローダウンフォースシステム使用中の急激な姿勢変化を防ぐためにリア周りのサスペンションパーツはポストリグ試験を行い調整を行いました。トランスミッションは5.2L V8自然吸気エンジンから生み出される大パワーを余すことなく使用するため、新規での製作です。LSDはコーナー進入時のシフトダウンを行った際に発生する急激なトラクション抜けを制御するべくR8専用のLSDを企画し、製作を行いました。それによりMR特有のコーな進入時の不安定さを改善することに成功しました。R8 LMS本来の性能を余すことなく発揮できる1台です。