VOLKSWAGEN
#8 LIQUI MOLY TEAM ENGSTLER VOLKSWAGEN BEETLE Gr.3
LIQUI MOLY TEAM ENGSTLER VOLKSWAGEN BEETLE Gr.3
全長 4,369mm
全幅 1,958mm
全高 1,347mm
車両重量 1,320kg(Gr.3 BoP適応)
駆動方式 FR
ホイール BBS
タイヤ MICHELIN
エンジン仕様 - - - - - - - - - - - - - - -
総排気量 - - - - - - - - - - - - - - -
最大出力 546ps(Gr.3 BoP適応)
最大トルク 54.9kgfm(Gr.3 BoP適応)
入庫ロッド No.033
IN PRODUCTION
PRODUCTION for LIVERY comment fushimiraytyou
Liqui Moly Team Engstler VW The Beetle TCRのリバリーを製作させて頂きましたTeam Frontier FREE MOTORS SCHOOL inc.のfushimiraytyouと申します。
今回、6年近くの長い付き合いのあるICMさんの社長からの呼びかけでこのマシンを担当することとなり、自身の初めての再現車両という事で、気合いを入れて製作に臨みました。
マシン製作にあたって、まず製作車両のモデルとなったマシンの情報を蓄積していき、最終的にマシンに反映していく手法で製作しました。
その際に重要視したのは「影を極力使わずに立体的に見せる」ことと「可能な限りモデルの雰囲気を崩さない」ことです。
モデル車両で実際に使われているデカールやペイントパターンなどはマシンの雰囲気を崩さないように忠実に再現し、多製作者様方のリバリーも参考にしつつボディの整形を行うなど、今までの自身の能力をフルに活かして製作できたので、とても満足できる仕上がりになりました。
難しかった点は、サイドスカートで再現したデカール群とドア部分の大きなLiqui Moly ロゴを如何にして他デカールと干渉させずに配置するかでした。これは何度か製作中のこのマシンの写真を社長へ公開して打ち合わせ等を行う事で、最終的に現在の形に落ち着き、個人的には良かったと思っています。
非常に個性的なマシンを製作させて頂き、とても光栄です。このプロジェクトに参画させて頂いた社長にこの場を借りて御礼申し上げます。
PRODUCTION for CAR comment ICM MOTORS
ビートルGr.3の性能は上位に入る性能を持っております。ですがそんなビートルも、ウィークポイントはあります。特にホイールベース・オーバーハングの短さからくる挙動の乱れは、ライバルが存在するレースの中では大きな不安因子です。今回はオーナー様の希望もありまして、エンデュランス向けのマシン製作となりました。エアロダイナミクスはハイダウンフォース化を行い、コーナリング性能向上とともに、タイヤの耐摩耗性能も格段に性能を上げることに成功しました。トランスミッションは、フォルクスワーゲン社伝統の「7速デュアルクラッチトランスミッションの特性を生かしたミッションを組みました。7速DCTはトータルレンジが広く且つトリッキーな使用が可能なため、加速・最高速共に優れた性能を発揮します。その性能を積極的に利用し、燃費性能も向上させました。
高性能な装備をさらに扱いやすくすることによって、高次元な走りを実現したNEW GENERATION BEETLEです。